2014年3月6日木曜日

『製作』⑤~エフェクトボードVer.3~

パッチケーブルの自作とエフェクトボードの固定方法をマジックテープに変更し準備を
終えて、いよいよ組み込みです。

今回、エフェクターの配置を変えます。

スイッチャーを中心に組むのは変わらないのですが、パッチケーブルの取り回しの関係で
並び順が逆になり、ジャンクションボックスを導入します。ジャンクションボックスの導入で
ケーブルへの負荷もなくなり、断線なども極力防げるシステムになりました。























このバージョンアップをしてから、まだリハーサルスタジオに行ってないですが、
自宅の練習用アンプで音だしをしてみると、音抜けが多少変わったのは実感しています。

やっぱりこだわり始めるといろいろやりたくなります。残るは電源まわりです。
何せ、ZOOM MS-50Gは消費電力が500mA(デジタルなもので。。。)それを2つ組み込んで
いるので、安定供給できる電源の確保が課題です。
とは言え、予算をそんなにかけられない(予算があるなら、エフェクターも変わっていることでしょう。)


【システム概要】
ギター→BEHRINGER VD400(発振専用)→Providence PEC-04→ZOOM MS-50G②アンプ

【Providence PEC-04のループプログラム】
PGM1→ZOOM MS-50G①(但し、CrunchとCleanをスイッチ一踏みで切り替えられるように設定)
PGM2→BEHRINGER CL9(コンプ)+Mashall DRIVE MASTER(Gain低め)
PGM3→PROCO RAT2
PGM4→BOSS HM-2+BEHRINGER DD400(デジタルディレイ)


◎ZOOM MS-50G②(スイッチ一踏みで以下の2つの設定を変更できる)
FINAL BOOST設定→Booster(Gainは2割程度)+ Equalizer + Noise Gate
Solo設定→Booster(Gainは3割程度)+ Equalizer(Level105%) + Analog Deley +Noise Gate

特色

①ギターソロ用の音色が1つだったが、PGM1~3の音色をベースにソロ用にできるので合計4つ
②ZOOM MS-50G②をBoosterとして最後に音圧や、音域を調整し、より艶のある音が出せる
③合計すると9の音色をスイッチひとつで切り替えることができる

④歪みの種類が増えたことで、ギターの出力や音の特色の違いに対応しやすくなった


といったところです。
大分進化してきました(笑)



『製作』④〜エフェクトボードの固定方法変更〜

以前、『製作②』〜エフェクトボードの固定〜にて、カラーボードを使って固定した方法を紹介しました。今回パッチケーブル自作に伴うレイアウト変更(音質向上を目的としてケーブルの長さをより短くする)をしましたが、当初固定方法は変えない予定でした。

しかし、カラーボードだと、マジックテープなどを使用しないので、エフェクターが全く汚れない利点があるが、ケーブル製作でかなり長さに気を使わないと、ケーブルが微妙に余ったり、無理がかかることになる難点も出てしまうと思いました。

そこで、今回はマジックテープを使用することにしましたが、エフェクター本体に直接マジックテープを貼るのではない方法を取りました。

①カラーボードをエフェクターのサイズに合わせてカットする。
②エフェクターとカットしたカラーボードに「キレイにはがせる両面テープ」を使って、貼り付ける。














これで、底上げも兼ねます。そして、カラーボードにマジックテープを貼り付けます。












こんな感じです(あまりきれいではありませんが。。。)

ボードに組み込むすべてのエフェクターやスイッチャーに同じ処理をしました。

この仕組みを採用すると、自作のパッチケーブルの長さが多少予定より誤差があっても、
エフェクターの設置位置を調整することで収まりがつくようになります。

いよいよ、組み込みです。